「は〜私も保健委員にはいっとけばよかった〜」
教室に入り、
いつものように咲良の席の近くに座る。
私が委員会のことがあって
永遠先輩とよく話すようになってからこればっかり言ってくる。
「私は委員会にはいりたくなかったけどね?」
「そんな言っても永遠先輩いい人だって
委員会入って気づいたんでしょ?」
まぁ、それはそうだけど。
初めが初めだったし、
委員会には入ったおかげで
永遠先輩の良さも分かれた。
いい先輩、だとは思ってる。
「ま、委員会の仕事は
すごーくめんどくさいけどね。」
「先輩の笑顔が間近で見れるだけいいじゃーん」
笑顔って…笑
普通だけどなぁ。
ただ少し可愛いだけで。
「そう言えば玄也試合どうだったの?
昨日だったんでしょ?」
昨日、
玄也は試合当日だった。
決勝まで行って勝てばまた1つ大きな大会に出れて、
負ければ引退。
私は学校があったから
見には行けなかったけど
授業中ケータイを片手にずっと結果の報告を待ってた。
「あと少しだったんだけど、負けちゃった。」
負けちゃった。
そう報告を受けた。
たぶんこれを送ってきた時
泣いてたんだと思う。
いつもなら顔文字の1つあるけど
この時はその一言だけ。
「あ〜それはどんまいだったね。
泣いてたでしょ?玄也。」
「たぶんね。
ちょっと気になって私も
つい放課後あいにいっちゃった。」
放課後私つい中学校にいって
玄也たちの部室へ向かった。
部室を開けるとそこにはやっぱり
1人で玄也がいた。
私に気づいた玄也は
笑ってたけど、そんな玄也を見て私はつい泣いてしまった。
『なんでお前が泣くの(笑)』
そう言われて確かに。
なんてことを思ったけどなんだか私も
悔しくなって泣いてしまった。
