「あ、日和ちゃんおはよ。」
季節は6月。
徐々に学校生活に慣れ始めて
すっかりなりたて高校生感が抜け始めた
この時期。
外は梅雨の時期だというのに
晴れていた。
そんな中私はなんでか毎朝
永遠先輩から挨拶されるようになった。
この前の委員会の次の日から
会う日はほとんど。
「おはようございます。」
私も嫌な顔なんてせずに
返事をする。
「昨日の授業中寝てたろ?」
「うっ…!」
「やっぱりな。」
こんな会話も日常になってきてた。
授業中もう遠慮なく
お互いを見あったりしている。
特に特別な感情はない。
先輩が私を見ていつもこんな事を言ってくる。
だから逆に私も先輩の事を時々見たりしている。
「寝顔かなりウケた。」
こんな意地悪な事を言ってくるのも
いつものことになった。
「今日は寝ないようにね。」
「私真面目なんで!」
「よく言うよ。
じゃ、俺行くわ。」
先輩は手を小さく振って
3年生の方の校舎へ向かう。
そんな先輩に私も小さく手を振って
自分の校舎へと向かう。
