咲良のことだからそんなことだろうと
思ってた。
私が永遠先輩に惚れる?
そんなことあるわけないじゃん。
だって私には…。
「玄也いるもんね。」
私が言おうとしたことを
そのままに咲良は口にその言葉を出した。
少し顔が赤くなったのが
自分でもわかった。
それを誤魔化すように
私は少し口元を手で隠した。
きっと照れまざってにやけてしまっている気がしたんだ。
「永遠先輩の方がイケメンなのに〜」
イケメン。
うん。確かに。
昨日先輩の顔を見てそう確かに思った。
「でも好きには絶対ならないし」
はぁ〜っと
深いため息をついて
わかってないな〜と一言咲良に言われた。
わかってないって…
ならお前はどこまでわかってんだよ!笑
「まぁでも、
先輩には彼女いるしね。」
「あ、いるの?」
想像はしてた。
何人もいるんだろうなって感じの想像。
チャラそうだったもん。
あの先輩。
「でも先輩見かけみよらず
1人の人と真剣に付き合ってるらしいよ」
えっ。
「何人かの女の人と同時にとか
そんなんじゃなくて?」
「なにそのイメージ笑」
苦笑いしながら
私にはそう言い放つ。
「チャラそうだからそんなイメージが…」
「普通に女の子にも絡んだりするらしいけど、
告白は絶対断るらしいよ!
彼女さんに対して一途って噂!」
