「ちょっとー!
ひよ昨日のドタキャンなによ!」
鬼の形相した咲良が
私が教室に入ると同時に
私に迫り出した。
「ご、ごめん…」
昨日私はあの後
ダッシュしてそのまま家へ直行。
そのまま咲良との約束を
ほったらかしてしまって
咲良のことを思い出したのが家に帰って
1時間後のことだった。
「怒ってんだからね!」
睨みを利かせながら
私を見つめる。
悪かったって思ってる。
でも私も焦ったんだ。
まさか永遠先輩が私が
たまに見てるってことに気づいてると思わなかったから…。
「本当にごめん!
お昼ご飯奢るから!」
「…」
「ジュースもつける!」
「それなら許す。」
にっこりとした笑顔で
私のことをみてくる咲良。
この変わりようにはいつも驚かされる。
