「春川!」
「え、はい!?」
永遠先輩の方を見ている途中、
急に真横から大きな声で少し怒りながら私を呼ぶ声が。
もちろん、
そんな声で私を呼ぶのは
授業をしに来ていた先生で…。
私が先生の目を見るなり
にやりとする先生の口元。
嫌な予感しかしなかった。
いや、確実に嫌な事が起こりそうな気がする。
「春川、今の問題解いてみろ。」
「え、えーっと…。」
どこだ。
こいつはどこの問題を出したんだ…。
教科書のあらゆる
ページをパラパラとめくる。
「わからないんだろう。」
「…はい。」
「だろうな。
今は問題なんてだしてないんだから。」
は!?
教室中が笑いにつつまれた。
笑い事じゃないし…。
私は笑ってその場をごまかした。
「授業はちゃんと聞く!」
「はい…。」
「そして放課後みんなの分のノートを集めて
職員室まで来なさい。」
「は!?」
あんなに遠い職員室までですか!
職員室はここの校舎とは
反対側にある。
あんなに遠いとこまでノート集めていかないとなのかよ!
「じゃないとお前の単位はやらん!」
う…。
こればっかりは
単位のためだ。。。
私はしぶしぶはい。と返事をした。
