年上な彼と年下な私


「永遠先輩の名前聞かない日がないよね」


咲良が私の席にいる女の子たちを眺めながら
すごいよね〜なんて独り言のように
しゃべり続ける。


永遠先輩は
2つ年上の先輩。

顔はよく見たことないけど、
イケメン。だそうだ。

本やドラマでよくあるような


かっこいい人がいる

眺める。

キャーキャー言う。


これが毎日私の席で行われている。
私の席からが一番永遠先輩のことが
よく見えるらしい。

まぁ、私は視力がそんなにいいわけじゃないし、
一回も永遠先輩と関わるなんてことなかったら
興味がないんだけどね。

みんながそんなやって
見にくる理由がわからないんだよなぁ。


「ひよはもったいないよね〜」

「何が?」

「あんなにイケメンな先輩の姿毎日見れるのに見えないって!」