「朱音…ここ?」


『そうそう!私の行き付けのお花屋さん♪』


「FlowerGarden」と書かれた看板。


前に花を買ったのもここなんだ。
蒼空の花はいつもここで買ってるからね。


カランカラン…


「いらっしゃいませ〜!」


奥からこの店の店員が現れる。

前来た人と同じ人だ。


『すみません、カサブランカを。』


「はい!少しお待ち下さいね!!」


出て来た女の人は直ぐに引っ込んだ。