男心…男心って何??


グルグルと頭の中で考えながら席に着いた。


「朱音、おかえりぃ〜♪」


「藤先って心配症なんだな!!」


「取り乱し方が異常だな。」


『でしょ?いつもビックリするんだから。』


「随分遅かったですね。
理事長とはちゃんと話せましたか?」


『うん!話せたよ♪♪』


女の私に男心なんて理解出来ない。
男だって私の事なんて分かんないだろうし?


面倒になった私は考える事を放棄した。