『…ゼェ…ゼェ………!』


流石に急過ぎたかな。

息が乱れ過ぎて上手く呼吸出来ない。


「朱音、これ飲める?」


渡されたのは私の大好きなレモンティー。


『飲むぅ~~(泣)』


なんか好きな人が
自分の好みの物を知ってくれてたら嬉しい…。


「美味し?」


『うん!ありがとう♪』


「俺にも頂戴?」


私の手からレモンティーが取られた。

その行方を目で追うと類が口を付けて飲む。


「うん、美味しいね。」


『ッ//////////』


か、かかか関節キスぅ!!!!

ん?ちょっと待って。
私…類とキスした事があるよね!!??


『¥〇✕△□◇ーーーーーー!!!』


な、なんてこったーーーー/////

あの時は普通に接してたけどありえない!


「ど、どうしたの!?」


「どうしたの!?」じゃないですよ!
アンタとキスした事を思い出しちゃったのよ!