『うぐぐぐ…………ッ!!!』


「神崎さんもう少し頑張りましょうね~!」


はい、ただいま私はリハビリ中です。


松葉杖無しで歩いています。

にしても…産まれた赤ちゃんみたいに歩けない!


「お~やってるやってるぅ♪」


「「「朱音さん!頑張って下さい!」」」


…なんでアンタらまで居んのよ。


扉の近くに皆と真白と一緒に
秋原、城田、宮下が居た。


「にしても産まれた子鹿みてぇだな。」


「「「「あ……。」」」」


産まれた…子鹿??


「「「「………??」」」」


玲の言葉に『双覇』は青褪め、
真白と三人はその様子に首を傾げている。


『先生、
これからリハビリの時間を倍にして下さい。』


「えぇ!?そんな…『お願いします。』」


渋る先生を言い負かし、リハビリに没頭した。