「私は朱羽で、こっちは蒼月です。 因みに朱音は母の名前ですけど。」 「は、母ぁ!!??」 この双子を見た所、歳は中学生位。 って事は…いつ産んだんだ!? 「母に何か用ですか?」 「あ、あぁ。」 「じゃあ、中で待って下さいぃ〜♪ もう直ぐ帰ると思うんで!」 「ちょっと!勝手に!!」 『蒼月』と名乗る子に腕を引っ張られ、 少々強引に中に入れられた。 カチャ… 「…どうぞ。」 「あ、ありがとう。」 お茶を出され、ありがたく頂く。