「お前ら、付いて来い。」


俺らは神木の所まで歩いた。

後ろを見るとちゃんと付いて来ている。


「話の続きを言うぞ。
お前ら、東条がしてきた事を調べろ。

そこに朱音が『双姫』になった理由がある。」


まぁ、大体分かるだろうけどな。
さっき言ってたし。

これで分からなかったらとんだ馬鹿だ。


「そうですね。
あの事件は放送されましたし。
調べれば直ぐに分かる事です。」


「放送…?」


「調べれば分かる。
それでお前らがどうしたいか考えろよ。

それでも朱音を追い詰めるなら潰す。」


「「「…ッ!?」」」


「じゃあな、どんな答えを出すか楽しみだ。」


三人を残して俺らは病院へ向かった。


双覇sideEND