神龍、双覇、真白side


「お待たせぇ……。」


ヘロヘロになった真白がやっと来た。


「途中で電話切んなよ。」


「だって急いでたんだもん!

あ、朱音のお兄さんお久し振りです。
『神龍』の皆さんも…。」


真白は朱音が入院している時に
『神龍』と会った事がある。

俺らみたいに
頻繁に会ってる訳じゃないけどな。


「久し振りだな。
ここまで来て貰って悪かった。」


「いえ、そうしなきゃいけないんです。」


「柏羅、何かあったのか?
だから朱音は居なくなったのか!?」


「類!落ち着いてぇー!」


「先ずは真白さんの話を聞きますよ!」


真白に問い詰める類を燐と李樹が押さえ付けた。