『紘にぃ〜。』


「朱音!お前、倒れたって聞いたぞ!?」


情報が早いこって。


『軽い熱中症かな?大丈夫だよ。』


「紘先輩、その節はどうも。」


「おぉ!痣治ったな。」


類は私を酔って抱いた事を
紘にぃ達に言って、ボコられた。

「受けるべき痣」って言ってたけど
帰って紘にぃを殴ったのは内緒(笑)


「それと思ったんですけど
朱音のお父さんとお母さんにも
顔向け出来ないですよね…。」


『「あ、それは大丈夫。」』


私が紘にぃと揉めてた時、
うっかり聞かれてしまったんだけど。


" あら〜♡お盛んね♪♪ "


" 若いな。早く孫が見たいぞ。 "


" え゛!?怒んないの…? "


" 私達も初めは酔ってだったからね!
琉駕なんて全然覚えてなかったのよ? "


" 類より最低だな…。"


なんと母さんと父さんも
初めてが酔っぱらってだったらしい。