ガララ…
「朱音ーーーーー!!!!」
『ぐえ!!???』
教室の扉を開けた瞬間、飛び付かれた。
『こ、光ちゃん…死ぬ!!』
「倒れたって!?大丈夫なのか?」
極度の心配症の光ちゃん。
とりあえず離そっか…。
類の顔が恐ろしい事になってるんで。
『寧ろ今が危ないです…。』
地味に首が締まってるんですよ。
「おぉ!悪かった、熱中症か?」
『んー…多分??』
「あんま無理すんなよ?
次、自習だから寝てろよ。」
教師がそれ言っちゃ駄目でしょ(笑)
『じゃあ、寝よっかな?凄い眠いんだよね…。』
テニス張り切り過ぎたかな。
「紘も心配してたぞ。
多分、屋上に居るから顔見せて来いよ。」
『分かった〜。』
光ちゃんから
許しを貰って屋上に行く事にした。



