「朱音〜!類〜!!遅刻しちゃうよぉー!」


『ヤバッ!
遅刻したら名簿で叩かれるんだっけ!?』


皆に聞いたけど言葉が出ない程痛いとか。


走ろうとした瞬間、


グラッ!


「朱音!大丈夫?
まだ足フラつくみたいだね。」


『…そう…なのかな。』


足って言うより眩暈だったような…。


でも、直ぐに治まったから何も気にしなかった。