「なんの事?」


『真白は知らなくて良いよ…。
私はそのままの真白が良いから!!』


「柏羅が喧嘩覚えたら手に負えなくなる。」


「それどういう事よー!」


真白を鍛えちゃったら
柏羅先生にも怒られちゃうからね。


『まぁ、落ち着いて。これ類のアルバムね!』


まだ渡してなかったアルバムを渡した。


「ありがとう。
全部は埋まらなかったんだね?」


『まぁ、好きな形に切ったりしたから
スペース空いちゃったみたいで(笑)

また撮って挟めば良いよ!』


「楽しかったけど大変だったよねぇ〜…。
朱音、ショッピングどうする?」


類がこんな状況だからかどうするか迷った。


でも、真白と二人で遊ぶなんて
今迄無かったからなぁ…。


「俺の事は良いから行って来なよ。」


「類の事は私達が見てますから。」


『うん…任せたからね!』


後ろ髪を引かれつつ、街に向かった。