「李樹、コーヒー…。
あ?朱音、真白がなんで居んだ?」


玲も起きて来た。


「宿題終わってるかなってね!」


「んなもんとっくに終わってる。
燐と愁斗だけだろ。」


「もう終わったぜ!」


「今回は早かったな?いつもそん位でやれよ。

俺と李樹、類は
夏休み入って直ぐに終わらせたからな。」


やっぱり玲と李樹、類は真面目だった。


「朱音の言った通りだ!
はい、玲くん!これ私達が作ったアルバム♪」


「アルバム?へぇ…良く出来てんじゃん。
二人共、ありがとな。

それで、類はまだ起きてねぇのか?」


『愁斗が言うには朝早く出て行ったっきり
戻って来ないらしいの。』


一応、電話してみたけど出なかった。