『疾風、ありがとう。』 「俺は頼まれただけですよ!」 手紙をバックに入れ、周りを見回す。 『気になったんだけど、 なんでこんなに下っ端が揃ってるの?』 夏休みに入ってから あんまり集まってなかったのに。 「あー…幹部室に行けば分かります。」 『…何かあったの?』 「朱音、幹部室に行って確かめよう!!」 『そうだね。疾風、手紙ありがとね!』 幹部室に繋がる階段を駆け上がり、 扉を開いた。