真白side
ダンダンダンダンッ!!
「類くん!居るんでしょ?開けて!!」
扉を開けようとしたけど鍵が掛かってた。
だから、思いっ切り扉を叩く。
「真白、類は多分開けねぇぞ…?」
「玲くんは黙ってて!
朱音を泣かせたのが許せないんだから!!
あーけーろーーーー!!!!!!」
ガチャ…
「………。」
中から無表情の類くんが出て来た。
「朱音から話は聞いてる。
その様子だと反省したみたいだけど
何に反省したの?」
「朱音を酔って抱いた事。
それを所々しか覚えてない事…。」
「それ全然違うから。」
朱音が泣いたのは別にあるんだから!
いつも類くんに睨まれていたけど
今日だけは違っていた。
真白sideEND



