『類の馬鹿ッ!!』 部屋を出て行こうとしても 力が抜けて上手く立てない。 「しゅ…『触んないで!!』」 恥ずかしくて見られたくない。 壁に添って、類を残して部屋を出る。 出るとソファーに座る真白が居た。 「おはよぉ〜…朱音?」 『真白ッ!』 「ちょ、どうしたの!? なんでそんなに泣いてるの??」 皆はまだ寝ているのか真白だけが起きていた。 『…うッ……。』 「とりあえずどこか行こっか…?」 私の状態を見て、倉庫から連れ出してくれた。