「一気に話が進んだね。
俺は安心出来るから嬉しいけど。」


『安心?』


お酒を飲んで騒いでる皆をほっといて
類とこれからの事を話す。


「結婚しちゃえば誰にも盗られないから。」


『わ、私は類以外考えられないよ?』


急に婚約から結婚するって
凄い展開の早さに驚いたけど嬉しいって思う。


「…結婚しても不安ばっかりかも。」


『えぇ?』


安心出来るって言ったのに…?


「今回みたいにストーカーが出そう。」


『まっさかぁ〜!』


「……朱音は自覚が足りなさ過ぎる。」


長いため息つかれてしまった。