紘、双覇side 「なんだ今の音は!」 中に居る用心棒の奴らを気絶させて、 一段落していた俺らが耳にしたのは 激しい爆発音。 「紘先輩!も、燃えてるぅ!!」 「類が行った方です!!」 「お前ら!屋敷の外に出ろ!!」 「でも!まだ二人が居るんだ!」 助けに行こうとする四人を引き止める。 「それでお前らが死んだらどうする!」 組を指揮してる俺が冷静にならねぇと。 朱音、類…無事だよな? 燃え広がる屋敷を見つめ、拳を握り締めた。 紘、双覇sideEND