『あ!皆もう居るよ!!』


「随分遅かったですね。混んでましたか?」


「愁斗の持ってるの見て。」


皆が愁斗の手にある物を見る。


「お前…相変わらずだな。」


「たこ焼きばっかりぃ!
どうせ買うなら他の物買って来てよ!!」


ブーブー文句を言われる愁斗。


『まぁまぁ、良いじゃん。
それ程たこ焼きが好きって事じゃん?』


「じゅおん~!分かってくれるか!?」


だから、呪怨じゃないってば。
光ちゃんも言ったんだよね。泣きながら(笑)


「愁斗はほっといて食べよ♪
僕、お腹空いちゃった!」


「そうだな、食おう。」


神木の近くには丁度良いテーブルがあって
そこに座って食べた。


たこ焼きは皆で何個か食べたけど
その前に食べた地鶏とはし巻きのせいか
全然減らなかった。

でも、残りを愁斗が食べてた時は驚いた。


どんだけ底無しの胃袋なのよ…。


「食べ終わったら次は運動!
片っ端から遊ぶぞぉ♪♪」


食べた物を片付けてまた屋台の方へ向かった。