『う…ッ……こ…こは?』 ダルい身体を動かし、 周りを見るが暗くてまだ夜目が効かない。 ジャラ… 『…え?』 足に冷たい感触が伝わり、手探りで触る。 『鎖…?』 私の足は鎖で繋がれていた。 「目が覚めたようだな。」 急に電気がつき、眩しくて目を細める。 『この鎖は何よ…黒男さん。』 念の為に確認したら やっぱり長い鎖で繋がれていた。 「普通の女なら発狂もんなんだがな。」 どうせ私は普通じゃありませんよ!