やっと開放され、一息つく。


「ハードな一日だったね。」


そう言って頭を撫でるのは私の婚約者。


『うん…。』


「ラブラブだぁ〜♪」


『うっさい!茶化すな/////』


ヒューヒュー!と茶化す皆を睨んだ。


「騒がせときなよ(笑)

泉川社長がシャワー使って良いって。
その髪型じゃ帰りにくいよね?」


『流石にこの髪型はね…。
てか、どんだけリッチな会社なのよ。』


会社にシャワーって。


「モデルが使用するみたいですよ。
今日の撮影は朱音さんだけなので居ませんが。」


「入って来いよスッキリして来い。」


「僕らこの部屋で待ってるねぇ〜!」


「おう!行って来い!」


『じゃあ、パパッと済ませて来るわ!』


着て来た服を持って、
私一人でシャワー室に向かった。