『ひ、酷いよ…類の馬鹿!!』 今も心臓がドキドキしてる。 類にしてるのか 走ったからしてるのか正直分からない(笑) 「朱音も十分酷いよ。頭痛かった。」 『だって…ムカついたんだもん! それより、降ろしてぇ!!』 「まだ皆が来てないから駄目。 松葉杖は李樹が持ってるでしょ?」 そうだった! ん?じゃあ、どこかに座れば良いんだ! 『座る……とこは無いね。』 周りを見たけどベンチが一つも無い。 「だから、大人しくしてて。」 『…はーい。』 大人しくおぶられてる事にしました。