[彼らの方がイメージにピッタリなんだよ。]


[まぁ…そうなのですか?]


[幸い、フランス語も出来るから助かるよ。

普段のモデルは通訳を通さないと
撮影出来ないからね。]


確かに分からないと不便だよね…。


「なんで俺じゃないんですか!」


「貴方じゃ役不足だと言っているの。」


いきなり大きい声が聞こえた。

見ると、遠くで星蘭社長と徠斗が
言い争っているのを目撃してしまった。


[泉川社長が説明して納得いかないようだ。
プライドだけは高い低レベルなモデルだな。]


そう言いながら
ロイ氏は皆の元へ行ってしまった。