双姫 Ⅱ



[君達は?]


突然現れた皆に驚くロイ氏。


[朱音の友人で見学をしていました。
彼女は急に触れられる事が
苦手なので少し休憩させても?]


『だ、大丈夫だよ!』


類の言葉を否定し、袖を引っ張る。


「でも、震えてる。」


『そ、それは…。』


[朱音、悪かった。
初めてなのに気配りが足らなかったね。
少し休んでくれ。]


[すみません…。]


ロイ氏に頭を下げ、
皆と一緒に近くにある椅子に腰掛ける。


『…ハァ……。』


「朱音さん、大丈夫ですか?」


『ありがとう…。』


李樹から大好きなレモンティーを受け取り、
渇いた喉を潤した。