「まぁ〜!素晴らしいですわ!
やっぱり貴女にはドレスがお似合いです!」


『それは良かったです…。』


私は今、メイク、衣装着替え、
髪のセットを終えて最終チェックをしてる。


「百合がお好きだと聞きました!如何ですか?」


純白のドレスに
ダイヤモンドで百合が描かれている。

首にリボンをするタイプのドレス。

これってリボン解くと脱げちゃうよね(焦)


『とても素敵です。
まさか私の好みまでご存知だったとは…。』


「お母様から聞いたのです!」


母さん…いつの間に……。


「それでは行きましょう!」


カツン…


高いヒール音を響かせ、撮影場所へ戻った。