「それなら、 文句を言わせない位のレディーになりなさい。」 『え…?』 「それ程、類くんを想っているのなら。 私も琉駕と結ばれる為にそうしたわ…。 まぁ、樺沢家も財閥だから 誰も文句言わないと思うけれど…。」 そうだ。 母さんは一目惚れして結婚したんだ。 『うん!!』 「そうと決まれば支度をしましょう!!」 ドレスを持って美容室へ向かった。