「朱音は全教科満点!!

お前の頭どーなってんだ?
勉強なんて全然やってねぇのに。」


『小さい頃に死に物狂いで叩き込んだから!
それに大学卒業してるんだからね!!

それより、愁斗は……?』


「愁斗は……。」


光ちゃんの表情から暗くなる。


嘘でしょ、まさかの赤点…??


「満点!二人共合格!!」


「や、やったぁーーーーーーーー!!!!!」


『紛らわしい言い方しないでよ!
愁斗!倉庫行くよ!皆が待ってる♪』


「おう!!」


鞄を持って帰り支度を済ます。


「夏休みだからってはしゃぎ過ぎるなよ!?」


『分かってるって♪』


教室を出て、倉庫へ向かった。