さて、いよいよ楽しいテストの時間です。


「朱音は余裕なんだから良いよなー…。」


いつもは賑やかな教室が静かだ。
なんたって私達しか居ないからね。


『ちょっと教えたんだから自信持ちなよ。
夏休みだよ?暗いオーラ出さないでよ…。』


こっちまで暗くなるじゃん。


「玲達は倉庫なんだよな。
良いなー…早く遊びてぇ!!」


『遊びたいなら死ぬ気で解け!
モタモタ解いてたら置いてくからね!!』


「そりゃねぇーよ〜(泣)」


ガララ


「おーちゃんと来たのか!」


いや、来なかったら逆に家に来るでしょ。