「…先輩、もう時間ですよ」

いつのまにか約束した時間が過ぎていった。

「んー?まだきらちゃんといたいなー」

先輩が甘えるような声を出す。

「…誰にでも言ってますよね」

ああ、また声がきつくなっちゃった。だって…ムカつく…

「そんなことないよ。きらちゃんが可愛いから」

ほんとなんなの?意味わからない。

「きらちゃんが可愛いからもっと一緒にいたいの」

…っ

「おーい、きらちゃん」

…っっっ!!!

「やめてください先輩!!」