次の日。

『理都さぁん〜今日こそ……』


その光景に愛は震えた。


皆優菜と喋っていて愛が来たことすらきずいていない。


……怖い。嫌よ。愛をいない存在にしないでっ!


怖いの……愛を捨てないで。


どうしてっ?


なんで愛なの?愛はただ静かに幸せに暮らしたかっただけなのに。


『り、とさん?』


やっときずいたのか愛に目をやった。


「あ?お前いたのか?きずかなかった。」


きずかなかった……。


《お前なんて誰もきずかねぇよ。世の中のクズが。》


カタカタ……


『……今日は乗り気じゃないからかえるぅー!理都さん!またくるねぇん♪』


愛は扉を閉じたと同時に顔がもぉやばかったと思う。


愛明るくできてたかな?


これくらいのこと何でもないのに。なれているはずなのに。



羨ましいなんて……


『バカみたい。』


愛は立ち上がって倉庫を出た。


しったぱも愛に興味すらないのか自分たちで楽しくやっている。