『あんたには関係ないことよ。』


「どうせ次はここでまた優菜を裏切りもんにするつもりか?」


なんで愛が2度とやりたくないことNo.1をやらなくちゃ行けないのよ。


あれはもう飽きたしやらないわよっ!


『あんたが好きなように妄想すればいいじゃない。』


「じゃあ理都につきまとうのは……あいつが理都が…………組の人間だからか?」


こいつバカと思ってたらなかなか鋭いわね。


でもあんたに話したって何の価値もないわ。


『だからっ!あんたには関係ないことよって言ってるじゃん!聞こえないの?まぢほんとあんたってムカつく。』


ほんとにムカつく。



その時ガチャ……


「彰?行くぞ。……お前来てたのかよ。」


『だって理都さんに愛会いたくて。』


「おまっ!ほんとに懲りねぇやつ!理都!さっさと行くぞ!」


「……あぁ。お前ももう帰れ。」


はぁ……。最悪。倉庫きたらいないし。彰にはつっかかれるし。まぢ意味わかんない。


『はぁ……。』


1ヶ月でこんなんか……愛やっぱし無理なのかな?


どうしてこんなに愛は無能なんだろう。


何も出来ない。……優菜が羨ましい。


何をするのも1人じゃない。


愛は……いつまでこの孤独に耐えればいいのだろう。


『……帰ろ。』


愛の声だけが悲しく倉庫に響いた。