「これからどうしよっか?」


もうすっかり暗くなってしまった道を氷雨君と歩く。


「どうしよっかって?」


あれからかなりの時間話し込んでしまった。気がつくと、もう辺りは真っ暗だった。


「いや、俺らこれから普通に、今まで通り過ごして行けんのかなって」


「え…どういう事?」