「「
   咲夜  氷雨君
             」」




「ぷぷっ。ははは」


「ははっ」


言った瞬間、心がさらにあったまったような気がした。


「じゃあ、両思いだ。」


「そうだね。」


夕日に後押しされて、私は今この上ない幸せを感じている。