X=コタエナシ

「ねぇ、ちょっとみた?今回の一位」


「だから、瑠依(るい)、声大きい!!」


ちなみに、『瑠依』というのは私の友達。


「あんた、ほかの人にその座を譲る気はないのかね?」


「ないよ。」


「げ…即答かよ…」


そんな意味のない会話をしていると、私の肩が誰かにぶつかった。


「すいません」


張りのある声でそう言い残してその人は去っていった。