X=コタエナシ

「ゆっくり系のならいける?」


「いける!」


なんだかんだ言って、コイツも結構子供っぽいんだよな…。


「目、輝いてるぞ。」


慌てて真顔に戻る咲夜は、せわしなく動くハムスターみたいだ。


「いらない事言わないでよ…」


ギラリとした目つきで睨まれた。


「はいはい。ごめんなさい。」


そうやって、俺は咲夜の手を掴んで歩き出した。