X=コタエナシ

「私…絶叫系苦手なんだよね…」


俺の横を歩く咲夜がポツリと小さな声で言った。


「それは尚更乗りたくなるね。」


イジワルだって分かってるけど、


「言わなきゃ良かった…」


こんな顔してくれるって分かってたら、言いたくなるよな。


「大丈夫だって。あくまでも、今日の目的は小暮と瑠依の仲直り?なんだからさ。」


俺たちがここまで面倒見てやる必要も無いと思うんだけどな…。