X=コタエナシ

待ち合わせしていた場所に予定より10分早く行くと、これまた可愛い咲夜がいた。


「よっ。今日も冬ちゃんの見立てか?」


前うちに遊びに来たときと感じが似てる。


「そうですよ。家出ようとしたら止められましたので。」


ナイス、冬ちゃん。


心の中で親指を立てながら、小暮たちが来るのを待った。


「あいつら…遅くね?」


待ち始めて15分が経過。


「連絡してみたら?小暮君に。」


その気はさらさら無いね。


「イヤだ。」


「何で!?」


何でって…


「咲夜ともっと一緒にいたいから。」


耳元でそう囁いた瞬間、顔を真っ赤にするから面白い。