X=コタエナシ

(にしても…これどうやって渡せばいいんだ?自分のじゃないからどうでもいいっちゃいいんだけど…)


その日の授業が全部終わって、部室へと行く道でずっと考えていた。


「まぁ、適当でいいっか」


ガラガラガラ。



「こんにちは~」


そう挨拶をして入ると氷雨君が満点の笑顔で、こっちを見ていた。