「はぁ~~~~。」


瑠依の長い深呼吸で、眠かった目が一気に覚める。


「よっし!頑張るぞ!」


「頑張れ。いつ渡すの?」


私は、部活の時間で良いだろう。


「朝か…放課後?」


決まってないのか…。


「朝は止めといたほうが良くないかな?」


氷雨君に何か言われそう…。


「そうだよね。朝から渡すなんて色気無いよね。」


色気…か。いつでもそんな物無いよ。私には。


「放課後作戦決行!」


「お~。」


とにかく頑張ります。