「咲夜…、ほんとに氷雨君の事好きなの?」


トリュフを丸めながら瑠依が心配そうな顔で聞いてきた。


「さっきのは、好きな人に出来ることじゃないような気がしてきたんだけど…。まさか…!」


「ないない。」


好きじゃない人となんか付き合えるかっての。


「ちゃんと好きだよ。ていうか…大好きだよ。」


なんてこと口走ってんだ私…。


「ここでメガトン級のノロケ来ましたか…。」


「ちがうよ!」


言われると思ったけどね。


「なんて言うかな…、こう、好きゆえにって感じ?」


お互いに何でも言い合えるのが素敵な関係だと、私は思ってる。