X=コタエナシ

「いってぇ…やべ…デコに穴開いたかも…。」


「大丈夫氷雨。赤くなってるだけだ。かなり。」


「咲夜…スゴイよ…アンタ。」


あんな事されたんだから、これくらいは我慢してよねっ!


「というわけで、俺らか帰るね。頑張って瑠依。」


「咲夜…覚えてろよ!」


とだけ言って、彼らは去っていった。


「さ、再開しよっか。」


私たちも、何事も無かったかの様にお菓子作りを始めた。