X=コタエナシ

『分かった。今から行くよ。』


「ありがと。じゃ。」


電話を切るのがもったいなかったけど、仕方ない。全てはこの大きい赤ちゃんのため!


「瑠依~。大丈夫?」


端っこにうずくまって泣く瑠依が妙に可愛い。


「君の大好きな人が今こっちに向かってるって。良かったね。」


とたんに、瑠依の顔が輝く。


「優輝君来るの?こんなことしてらんない!」


そう言って、化粧を整えだした。


(切り替え速っ!)


驚かざるを得ない速さ…。咲夜ちゃんはびっくりだよ…。