X=コタエナシ

「そだね。あっ、お店見えてきた!」


子供みたいにはしゃぐ瑠依が可愛い。


(恋する乙女って可愛いよね…。)


自分がこんななんて想像もつかないけどね。




売り場は、可愛らしく、ピンク色で統一されていた。


「咲夜、私たちはこっちだよ。」


私たちは市販のチョコではなく、手作りなのだ!といわんばかりに、瑠依が売り場に吸い込まれていく。


(何か、瑠依が昔の将軍に見える…。)


最近は目の錯覚が多くて大変だ。