X=コタエナシ

昨日の部活で何をしたかイマイチ覚えていない。


(何したっけな?まあいいや。)


ドタドタドタ


勢いよく走ってくる音がした。


「どうしたの?瑠依。教室まで来て…」


クラスの違う瑠依が、ここまで来るのは珍しい。


「咲夜、氷雨君と同じ部活なんだって?」


息を切らしながら言ったその言葉で、昨日何があったか思い出した。


「?どうした、咲夜?」


「う、ううん。何でもない。そうだけど…何?」


「ちょうどよかった。これ、氷雨君に渡して。」


そういって渡されたのは、



ピンク色の封筒だった。