「俺のメガネ…知らない?」


寝ぼけているのか?それとも本気か?


「頭の上にあるじゃん…」


慌てて頭の上にあるメガネをとってニコッと笑った。


「ごめん、よくやるんだよね。」


「気をつけてね。」



その一日、氷雨君の笑顔が頭から離れなかったのは
なぜだろう?